疾病 理解

吃音症についてもっと知ろう

吃音症についてもっと知ろう

 

吃音者と非吃音者を区別する決定打としてどもりの有無があります。

 

質問に慌てて答えようとして言い間違いをしてしまう、今でいうと噛んでしまうといったものはどもりとはいいません。

 

吃音は特に緊張がかかりやすいときに出てしまうことが多いといわれます。

 

例えば、

  • 授業中に教科書を朗読する、
  • 問い合わせをしようと電話をして一対一になる

といった状況のことを指します。

 

緊張がかかりやすいときに吃音が出ると言われてはいるものの、緊張するという状況は吃音の原因とはいえません。

 

緊張するから吃音が生じるのではなく、吃音が生じるので緊張してしまう(その結果として吃音が出る)といえます。

 

吃音者の中には、吃音が生じるということを自覚している人と自覚ができていない人がいます。

 

吃音に対して無自覚な状態を「子どものどもり」、
自覚している状態を「大人のどもり」と定義しています。

 

吃音者は、どもりを生じることに対して大きな恥じらいや自責感を抱えています。

 

そのため、自分にとってどもりが生じやすい言葉や状況を知っているとそれを避けようとします。

 

つまり、どもりが出やすい状況を必死に作り出さないようにしているのです。

 

しかし、吃音者が吃音を隠せば隠すほど、あたかも吃音者がいないような環境ができます。

 

すると非吃音者は吃音に対して無知、もしくは無理解になっていきます。

 

 

けれど吃音者がどもりに対して向き合えず、必死に隠さなければいけない状況があるということは非吃音者の人々も理解をしなければならないのです。

 


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